宮崎勤事件。
幼児を誘拐して殺害するという事件。(書くのもおぞましい、悲惨な事件でした)
その頃、誕生したのが長子になる娘。
初めての子供だったけど、被害者と被害者の親の気持ちに入れ込んだ。
もし、うちの子にこんな事があったら、必ず自分の手で復讐してやる、と思った。
子供の手を握り、手首を触ってほんの力を入れただけで折れてしまうような、こんな子供を殺すなんて・・・ものす
ごく憤っていた。
子供にとっては、親が法律だと思う。
子供は親の善悪の判断に基づき、自分の考え方などをまとめていき育つ。
であれば、子供を護るのは親の絶対義務ではないか!という思いと、まだ善し悪しの判断も定かでない子供を被
害者にするのは卑怯だと思っていた。
ここで考えの飛躍があったのだが・・・
・結婚して少しどころか 12kg も太っていたこと。
・鉄砲で敵討ちは卑怯、親が自らを鍛えることで復讐とすること。
・やり損じがない事を選ぶこと。
などと考えていたら、ある古武道に行き当たった。
それから始めたということにしているけど、ほとんど当時から理由自体をあまり意識はしていなかったなぁ。
選んだ古武道の稽古が、できること自体が楽しくて、嬉しくて・・・。
おかげさまで、うちの子はすくすく育ち、今や成人にもなった。
今となっては復讐だとか敵討ちだとか自体より、自分稽古になっているけど。
大きなきっかけは、少なくともこの事件だった。
・・・被害者の方々のご冥福をお祈りします。
合掌
0 件のコメント:
コメントを投稿