2010年8月19日木曜日

闇稽古ということ(その1)

昨年、一晩中稽古をし続けるということを計画し実行した。

本題に入る前に、いつも週末になると稽古している場所についての説明を。
関東でも有数の河川の河川敷に拡がっている公園。
そして雑木林を境界として、その隣には水田がある場所。

その雑木林と畑の境界でいつも稽古をしている。
冬は手もかじかむくらいの寒さになるが、稽古をしていると身体は温まるので楽だが、夏ばかりは特に大変な場所だ。

熱中症にもなりそうになるし、蚊に刺されながらだし。
その上雑草が伸びるので、ある時はまず雑草を刈ってからの稽古となるが
草刈り自体で十分に汗を出し切っちゃうので、すでに脱水状態になってしまう。
というのが、いつもの稽古場所だ。


そんな場所での 闇稽古を数年前からやりたかった。
で、実現できたのが昨年秋。

22:00過ぎに稽古場所に到着。
田んぼの畦道を通り稽古場に行くのだが、もう何百回とクルマで来ているので、
もう目をつぶっても行ける状態(もちろん実際にそんなことしたら落ちる、確実に畦から落ちてしまう)。


徹夜稽古を始めるにあたり、こんなことを取り決めた。

・座るな、座ったら負け。
・クルマに戻るな、戻ったら負け。
・時計を見るな、見たら負け。
ひとつでも負けた場合は、即刻帰宅することとした。

そして稽古して思ったこと、感じたことをメモするために
ボールペンと反古紙も用意して臨んだ。

もう蚊も飛んでいない秋だったので、そのことは楽だった。

・・・続く

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