2010年8月1日日曜日

精神修養の武道なんてない。

武道と呼ばれることをしてきて、一番良かったことは
特にないように思います。

武道をやれば、腹が据わって 
・人前でも話せるようになる
・人を許せるようになる
・動揺しない
・好戦的じゃなくなる
なんてことを思っていたように記憶しているけど
まったくそんなことはない。


・・・少なくとも今は ない。


でも最近、ちょっと実感したのは 少しは人を許せるようになったかと
おもったことがあった。
今までよりも カッとしても 少しだけえ冷めているように思う時がある。
これは ただ年齢が高くなっただけ ではないかと思うときもあるが。


言えることは、武道は武道。
強くなるためだけに目標を置き、その他の精神修行なんて関係ない。
精神を武道に求めるのではなく、武道には強さだけを求めたほうがシンプル。

前に聴いた話。
「武道をやっているのに精神修養で、坐禅を組みにいくだと?
お前のやっている武道では精神修養は出来ないのか!」と。

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