この映画は二十年くらい前、偶然にレンタルビデオで見つけて感動しました。
そして原作の滝口康彦さんという人を初めて知ったのもこの映画。
それから滝口さんの小説を探し、読みまくりましたが、
残念ながらすでに物故されていました。
残念、作家でこれほど残念な事は、本当になかった。
その後、隆慶一郎さんにも傾倒しましたが、
隆さんも亡くなられたあとに知った事になります。
好きな作家でリアルタイムなのは 津本陽さん暗いでしょうか。
津本さんとは勝手に縁が深く、津本さんの小説で古武道をやる決心をして
通い始めた頃、職場のある銀座でばったり津本さんにお目にかかり
思わず話しかけてしまった事。
のちに、なんと二三度もそれぞれの場所で
お目にかかった機会もあり、こういった出会いもあるんだと思う次第。
何にせよ、この切腹は武士の意地を描きながら、その哀しさを
うまく表現できている映画だと思います。
仲代達矢はいい・・・。
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